コロナワクチン被害を語る 121187


JP鹿先生その❷

1:管理人です :

2023/07/27 (Thu) 06:16:48

第47回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 議事録
健康局 予防接種担当参事官室

日時
令和5年6月16日(金) 18:00~20:00
場所
WEB会議にて開催
(厚生労働省 省議室:東京都千代田区霞が関1-2-2)
議事
議事内容
○溝口予防接種担当参事官室室長補佐 それでは、定刻となりましたので、第47回「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」を開催いたします。
本日は、御多忙のところ、委員、参考人の方々には、御出席をいただきまして、誠にありがとうございます。
本日の議事は公開となっております。また、前回と同様、議事の様子につきましては、ユーチューブで配信させていただきますので、あらかじめ御了承ください。
なお、事務局で用意しているユーチューブ撮影用以外のカメラ撮りにつきましては、議事に入るまでとさせていただきますので、関係者の方々におかれましては御理解と御協力のほど、お願いいたします。
また、傍聴される方におかれましては「傍聴に関しての留意事項」の遵守をお願いいたします。なお、会議の冒頭の頭撮りを除きまして、写真撮影、ビデオ撮影、録音をすることはできませんので、御留意ください。
次に、本日の出欠状況について、御報告申し上げます。
伊東亜矢子委員から御欠席の連絡、清元委員より、遅れての参加と連絡を受けております。
また、本日は、高橋宣聖、国立感染症研究所治療薬・ワクチン開発研究センター長に参考人として参加のお願いをしております。
現在、委員17名、参考人3名のうち、委員15名に御出席をいただいておりますので、厚生科学審議会令第7条の規定により、本日の会議が成立したことを御報告いたします。
続きまして、本分科会の資料につきましては、あらかじめ送付させていただいた電子ファイルで閲覧する方式で実施させていただきます。番号01の議事次第及び委員名簿から07の利益相反関係書類までを用意しております。
資料の不足等、御不明点な等がございましたら事務局員にお申し出ください。
なお、大変申し訳ございませんが、冒頭のカメラの頭撮りにつきましては、ここまでとさせていただきますので、御協力のほど、お願いいたします。
(カメラ頭撮り終了)
○溝口予防接種担当参事官室室長補佐 それでは、ここからの進行につきましては、脇田分科会長にお願いいたします。
○脇田分科会長 それでは、今日も6時の開始ということですけれども、構成員の皆様、よろしくお願いいたします。
まず、審議参加に関する遵守事項の報告を、事務局からお願いいたします。
○溝口予防接種担当参事官室室長補佐 引き続き、事務局でございます。
利益相反の関係であります、審議参加の取扱いについて、御報告をいたします。
本日御出席の委員、参考人より、予防接種ワクチン分科会審議参加規定に基づきまして、ワクチンの製造販売業者からの寄附金等の受け取り状況、薬事承認等の申請資料への関与について申告をいただきました。
各委員及び参考人からの申告内容につきましては、番号07の利益相反関係書類を御確認いただければと思います。
また、本日は、議事内容に関しまして「退室」や「審議又は議決に参加しない」に該当する方はいらっしゃいません。
引き続き、各委員、参考人におかれましては、講演料等の受け取りにつきまして、通帳や源泉徴収などの書類も確認いただくことにより、正しい内容について申告をいただきますようお願いいたします。
事務局からは、以上でございます。
○脇田分科会長 ありがとうございました。
それでは、本日の議事に入ってまいりたいと思います。
今日の議事は、新型コロナワクチンの接種に関してということでありますので、まず、事務局のほうから、新型コロナワクチン接種の現状についての説明をいただいた上で、議題についての説明をお願いいたします。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
では、まず資料1-1に基づきまして、事務局から御説明をさせていただきます。
資料1-1の3ページ目までお進みください。
「我が国におけるオミクロン株亜系統の流行状況」ということで、国立感染症研究所からのデータをお示ししております。
現在、我が国ではXBB.1.16の系統が多く占めているデータがございます。
続けてお進みいただきまして、4ページ目でございます。
諸外国との比較でございまして、これは海外からのホームページから抜粋したものでございますが、一番下が日本でございまして、こちらですと、XBB.1.5が多くなってございます。
続きまして、本日の論点にまいります。6ページ目までお進みいただけますでしょうか。
本日の論点といたしまして、(1)令和5年、秋冬の接種に用いるワクチンについてと、(2)有効性等に係る知見についてというところで、御用意しております。
まず(1)の内容から御説明をさせていただきます。
8ページ目までお進みいただけますでしょうか。
8ページ目は、今年の3月に分科会におきまして御議論いただきまして、お諮りした内容でございます。
一番下の「4)2023年秋冬の接種について」というところで、今年の秋冬に用いるワクチンにつきましては、2023年度早期に結論を得るという形で御指示をいただいてございました。
続きまして、9ページ目にお進みください。
ここから諸外国の状況をざっと整理させていただきましたので、御紹介いたします。
10ページ目でございますけれども、WHOのCOVID-19ワクチンの抗原構成についての声明ということで、概要をお示ししております。
2つ目の○でございますけれども、症候性疾患への防御を改善するために、新しい構成について声明が出ておりまして、XBB系統を中和する抗体応答を誘発することを目指すべきであると。例えば、1価のXBB.1系統、XBB.1.5や1.6の抗原の使用が考えられる。
あるいは、次の○でございますけれども、現在、承認されているワクチンは、重症化に対する保護を提供し続けているものの、将来のワクチンには、従来株を含めないといった助言をしている状況がございます。
さらにお進みいただきまして、11ページ目でございます。
この声明の背景となったエビデンス、知見に関しまして、少しおまとめしております。
XBB.1系統についてでございますが、図にございますように、従来株から徐々に派生をしてまいりまして、右下の緑あるいは水色の形で示されております場所にいるというところで報告がございます。
また、XBB系統のうちXBB.1あるいは1.5及び1.16に対する中和抗体価というものについて、右側の図でお示ししたように、動物モデルにおける免疫応答を評価したものによりますと、中和抗体価の上がりが同等であるといったような評価がなされていると報告されております。
また、12ページ目でございますけれども、2価ワクチンにおける各株に対する中和抗体価の上昇というものを見たものでございまして、XBB.1系統は抗原性の差が大きく、BA.4-5を含むオミクロン株2価ワクチンの接種後、XBB.1に対する中和抗体価の上昇率は、BA.4-5や従来株と比較して、相当程度低いということが、こういったデータから示されているというところでございます。
引き続きまして、13ページ目でございますが、こちらは、欧州の新たな変異体を標的とするCOVID-19ワクチンの更新に関する声明というところで、内容としては、WHOと同等でございまして、下側のボックスにございますように、従来株の成分については、今後のワクチン構成に必ずしも含める必要性はない。
あるいは、次の○でございますけれども、XBB.1.5の株を含むことは、XBB系統に対する免疫の幅を増加させるのに妥当な選択だと考えられる等々の声明が発表されているところでございます。
また、14ページ目にお進みいただきますと、昨日の夜から今朝にかけて開催されました、米国FDAの諮問会議におきまして、株の検討がなされたというところで、情報を整理してございます。
検討内容といたしましては、現在の2価ワクチンにより、XBB系統を含むオミクロン株に対して効果が持続しているといった状況ではあるが、接種後時間が経過すると、有効性が低減すること。また、現行の2価ワクチンで誘導されるXBB.1.5系統に対する中和抗体価が、BA.4-5に対する抗体価より低いと指摘しております。
また、世界的にもXBB.1.5系統が支配的になっているというところ。あるいはオミクロン株と比べて抗原的に異なるところが、XBB系統であるといったところが指摘されているところでございます。
最終的に下のボックスにございますとおり、株構成の推奨に関しましては、2023-2024年における株構成について、1価のXBB系統を推奨するといったところが、ボーティングで賛成となったと承知しております。
また、開発状況等を踏まえて、XBB.1.5を選択する形で合意がなされたと承知をしております。
引き続きまして、15ページ目以降で株の一覧を示しております。
こちらは、再掲になりますので割愛いたしますが、国としては、米国が方針を出しているといった状況でございます。
16ページ目以降は、接種プログラムの整理でございまして、各国春の接種として重症化リスクの高い方に、2価ワクチンを接種しているところをまとめたものでございます。16ページ目から18ページ目までが各国でございまして、19ページ目が組織の推奨等でございます。
20、21は、参考として国内の抗N抗体陽性割合等々のデータをお示ししております。
以上が、諸外国や国内の状況でございます。
続きまして、令和5年秋冬の接種に我が国で用いるワクチンにつきましては、昨年度と同様、検討会を立ち上げさせていただきまして、専門家の先生方に御議論をいただきまして、取りまとめをいただいてございます。こちらを、資料1-2におつけしてございます。
まず、これについてよろしければ、検討会の構成員である高橋参考人から御報告をいただければと存じますが、座長、よろしいでしょうか。
○脇田分科会長 承知しました。
それでは、高橋参考人、御説明をお願いできますでしょうか。
○高橋参考人 感染研の高橋です。
それでは、資料1に沿って検討会での取りまとめについて、御報告させていただきます。
まず「1.前提」であります。
令和5年度の新型コロナワクチンの接種については、「2023年度以降の新型コロナワクチンの接種の方針について」、以下、方針と略させていただきますが、それを踏まえて実施しております。
2つ目の○として、方針において、新型コロナワクチンの有効性に関する科学的知見から、重症化予防効果の1年程度の持続が期待されることを踏まえ、重症化予防効果を第一の目的とし、令和5年秋冬には全ての者を対象として接種を実施することとし、高齢者等の重症化リスクの高い者については、効果の持続が短い可能性を考慮し、秋冬を待たず、春夏に追加で接種することとされています。
3つ目の○として、令和5年秋冬の接種に使用するワクチンについて、これまでに検討に用いた知見のほか、現時点までに新たに得られた科学的知見等を踏まえ、以下の論点について検討いたしました。
なお、最新のワクチン株に関する知見については、現時点で得られた限られたデータの中で議論を行ったことには留意が必要となります。
2つ目の「2.各論点に関する検討及び結論」です。
(1)ワクチン株について、まず、御説明いたします。
現在、我が国における流行の主流はXBB.1系統に移行しつつあります。
2つ目は、オミクロン株対応2価ワクチン、こちらは、武漢株及びBA.4-5の成分を含む2価ワクチンとなりまして、以下は既存2価ワクチンと略させていただきますが、これを追加接種した人における中和抗体の反応を評価した研究では、XBB.1系統に対する中和抗体の上昇は、BA.4-5に対する上昇と比べて低いとされております。
3つ目ですが、XBB.1系統を含むワクチンに関する知見は限られていますが、製薬企業から提出された非臨床試験、マウスを用いた試験となりますが、これによりますと、XBB.1.5に対する中和抗体価の上昇率は、当然ながら既存2価ワクチン接種後よりXBB.1.5を含むワクチン接種のほうが高いことが確認されています。
以下、括弧の中に、詳細な非臨床試験の内容が補足で説明されております。
次のページを御覧ください。
オミクロン対応ワクチンについて、第二次取りまとめにおきまして検討しましたように、流行株の成分を含むワクチンは、流行株に対してより高い中和抗体価の上昇とともに、より強い記憶リンパ球の誘導をもたらすことにより、重症化予防効果はもとより、発症予防効果への寄与も期待されます。
なお、中和抗体価は短期間で減衰するものの、重症化予防効果に寄与する他の免疫機構(記憶リンパ球等)は、1年程度保たれることが、これまでに報告されております。
以上を踏まえ、最初のワクチン株に関する結論につきまして、現在の流行の主流であるXBB.1系統に対しては、既存2価ワクチンでは、中和抗体価の上昇が低く、移行しつつある主流流行株に対して、より高い中和抗体価を誘導するためには、最も抗原性が一致したワクチンを選択することが妥当であると結論されております。
続きまして「(2)XBB系統ワクチンの構成について」を御説明します。
流行株の主流は既にXBB.1系統へ移行しつつあることや、BA.4-5の抗原により誘導される免疫は、XBB.1.5に対する中和抗体を誘導しにくいこと、これまで我が国では既存2価ワクチンの導入により、BA.4-5に対する免疫が既に付与されており、XBB.1.5の抗原により誘導される免疫によって、BA.4-5に対する中和抗体を誘導し得ること等を踏まえると、今後のワクチン構成にあえてBA.4-5を含むことの有意性はないと考えられます。
2つ目のポイントとして、XBB.1系統にはXBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.9等が報告されているが、XBB.1.5とXBB.1.16のスパイクタンパクの間には2つのアミノ酸の違いしかないことが知られていること等、抗原性の差は小さいと考えられることから、XBB.1系統のうち、いずれの成分を含むとしても期待される有効性に大きな差はないものと考えられます。
以上、結論としまして、XBB.1系統を含有するワクチンを用いることが妥当であると考えられます。
「(3)従来株成分の必要性について」を御説明します。
従来株成分による免疫刷り込み現象は、以前から免疫学的な理論として提唱されているものの、現時点で、さらなる知見は得られておりません。
現在流行している新型コロナウイルスは、1年半以上にわたってオミクロン株の中で亜系統や組換え体を生じている状況でありまして、ウイルスが今後どのように変異するかは不確実であるものの、従来株への回帰が生じる可能性は極めて低く、引き続きオミクロン株の中で変異を起こすことが想定されます。ただし、令和5年秋にはオミクロンであってもXBB系統ではない新たな亜系統等が発生する可能性があることに留意が必要です。
最後、3ページ目に移りまして、結論としまして、免疫刷り込み現象を理由として従来株成分を排除すべき状況ではないものの、現時点においては、今後にわたり、従来株を含める必要性はないものと考えられます。
なお、現行の令和5年春開始接種で実施している重症化リスクが高い者に対する接種は、重症化予防の観点から現在入手可能なワクチンである既存2価ワクチンを用いて、引き続き実施するべきであるということになりました。
「(4)その他の議論」を御紹介させていただきます。
既存2価ワクチンの有効性を評価した疫学研究によると、流行株とワクチン株の抗原性が一致していない場合であっても一定の有効性が確認されているが、現時点では利用可能なエビデンスが限られ、結果の解釈には留意が必要となります。引き続き、非臨床のみならず、疫学的知見も含めた臨床における科学的知見の収集、分析及び評価が必要と考えられます。
最後の○にありますが、現時点における新型コロナワクチンに関する安全性や有効性に関する知見に基づくと、高齢者等の重症化リスクの高い者に対する接種がリスクに対するベネフィットが最も大きいと考えられ、1.で既に述べたとおり、令和5年度以降の接種の方針と軌を一にするものであります。本検討はこうした前提の下で、今後の接種プログラムの検討に当たり参照されるべきと考えられます。
私からは、以上となります。
○脇田分科会長 高橋先生、どうも御説明ありがとうございました。
そうしましたら、事務局から、引き続き説明をお願いできますか。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。高橋先生、ありがとうございました。
資料1-1の22ページ目までお戻りいただけますでしょうか。まとめを記載してございます。
「令和5年秋冬に用いるワクチンについて」ということで、先ほど高橋参考人から御報告いただきました検討会の取りまとめが記載されてございます。
これを受けまして、下の事務局案でございますが、令和5年秋冬の接種に使用するワクチンについては、この検討会からの報告等を踏まえまして、XBB.1系統を含有する1価のワクチンを用いることとしてはどうかということでございます。
また、具体的なワクチン株について、先ほどの御報告でXBB.1系統の中の差というのは大きくないという御議論、御指摘もございましたけれども、その中で、その時々における流行の状況等に応じて選択することができるのか、あるいは、具体のワクチン株について指定することができるのかといった点についても、御指摘をいただければと思っております。
2つ目の○でございますけれども、今後、最新の知見や諸外国の動向等も踏まえまして、秋冬の接種対象者については、改めて分科会にお諮りして確認を行い、秋までに結論を得ることとしてはどうかということでございます。
以上、事務局からの御説明でございます。
○脇田分科会長 御説明ありがとうございました。
それでは、今、高橋参考人からも株検討会のまとめについて説明をしていただきました。
それから、事務局のほうからは、論点といいますか、事務局案というところで、資料1-1の22ページですか、ここで事務局案をいただきました。
ですので、それについて、御質問、御意見等を委員の皆様からお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
坂元委員から、まず、お願いいたします。
○坂元委員 川崎市の坂元でございます。
先ほど、説明いただいた高橋先生にお聞きしたいのですが、仮にXBB.1-5を秋口から採用するとなったときに、このXBB.1-5というのは、その前に、いわゆるオミクロンのBA.4-5、野生株、それを受けてという上での積み重ねでやるということなのか、いわゆるXBB.1-5は単価なので、例えば、刷り込み現象ということを考慮すると、もう秋口からは、初回からXBBでもいいのではないと、少し素人的な考えになるのですが、これは、多分、製造承認のときのデータによると思うのですけれども、高橋先生は、その辺、どのようにお考えでしょうか。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
まず、質問、御意見を先に伺っていこうと思いますので、白井委員、お願いします。
○白井委員 白井です。よろしくお願いします。
1価でXBBの系統が効果的であろうということを、いろいろデータをお示しいただいて分かりました。ありがとうございました。
ただ、22ページの「なお」のところで、現行の春夏接種で実施している重症化リスクが高い者に対する接種は、2価を用いてというようなことが書いてありますので、春に打った人は、秋も2価ということなのか、秋冬の方だけを1価にするのか、その辺、現場のオペレーションが混乱するのではないかという懸念がありますので、どういう形で実施し、1価が使えるようになったときには、どのような形になるのかなということで、助言をいただきたいなと思っています。
以上です。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
ここは、少しオペレーションの問題もあるのかなというところがありますが、ほかに、まだ手が挙がっていないので、先にレスポンスをいただいていきましょうか。
それでは、まず、坂元先生からは、高橋参考人にXBB.1-5を採用する場合に、BA.4-5の2価ワクチンの接種を受けてのことなのかといった御質問だったと思いますが、いかがでしょうか。
○高橋参考人 ありがとうございます。
まず、今回の検討会では、BA.4-5等の接種を受けて、あるいは武漢株での接種を受けた方に対するブースターのところを、まず、念頭に置いて議論が進められてきたところであります。
免疫刷り込みという現象を坂元先生から御指摘をいただきましたけれども、これがあるということで、XBB.1-5等の系統のワクチンを追加で接種した場合にも、逆にBA.4とか、それより以前の免疫もバックブーストといいますか、さらに再起されるということも期待はできると、今、想定されているところかなと思います。
免疫がない方に、この単価ワクチンを使うかどうかというところは、承認等も関わることだと思いますので、私からは、そこのコメントは、難しいところかなと思います。
以上です。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
続いて、白井先生のほうの御質問は、事務局にレスポンスをしていただければと思います。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。ありがとうございます。
お尋ねいただいたのが、春の接種は、2価ワクチンで接種していくということで、方向性をいただいておりまして、実施させていただいているところですが、秋も2価なのかと、お尋ねいただいたかと思いますが、今、御議論をお諮りしたところは、秋のワクチンを改めて選択していく必要があるという形で、3月に方向性をいただいておりまして、秋の使用ワクチンを検討しているところでございまして、春に2価で打った方であっても、秋冬には、今回お諮りして、お認めいただけるのであれば、1価のワクチンを打っていただくという形になるのかなと思っております。
以上でございます。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
ということでありますので、春夏といいますか、春夏の接種というのは、2価で行われていますが、それを接種された方も秋、冬には1価のワクチンでどうだろうかといったまとめだったと思いますね。
そのほか、いかがでしょうか。御質問、御意見等あれば。
では、伊藤先生、お願いします。
○伊藤(澄)委員 ありがとうございます。
一応確認させていただきたいのですけれども、春の接種で2価を打たれた方は、次に1価を打つ接種間隔はどれぐらいでお考えになられているのかを教えていただけますでしょうか。
○脇田分科会長 それでは、事務局からお願いできますか。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。伊藤先生、ありがとうございます。
薬事承認の間隔のところによると思っておりますけれども、現行の2価ワクチンは、3か月以上ということになっておりますけれども、新しいワクチンも、ちょっとどうなるかというところはございますが、薬事に沿った形になるかと思っております。
以上でございます。
○脇田分科会長 どうもありがとうございます。
薬事が通らないと分からないというところもありますが、それほど違うこともないかもしれないというところでしょうか。
伊藤先生。
○伊藤(澄)委員 すみません、しつこいのですけれども、今回秋冬を1価にするという話になって、間隔がはっきりしないと、今の春の2価の接種をする人が、例えば、夏近くなったときに、打ち控えとかが発生するのではないかということについて、多少懸念を持っているのですが、例えば、2価を8月いっぱいまで使って、9月から1価にするとかの大体の見通しが立っているのかどうかを教えていただけますでしょうか。
○脇田分科会長 これは、秋冬の接種が9月から始まるかというところでしょうか。
事務局、いかがでしょうか。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。
3月に御議論いただきましたところでございますので、今後の議論の状況にもよるところではあるかと思うのですけれども、資料の8ページの4)の秋冬の接種というところで、目安としての時期を記載してございますので、それまでは、春の接種ということで、実施していくものかなと思っております。
打ち控えについては、周知等も取り組んでまいりたいと思っておりますが、接種のキャンペーンの時期については、記載のとおりとイメージしているところでございます。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
坂元委員、お願いします。
○坂元委員 川崎市の坂元でございます。
初回シリーズなのですけれども、今、オミクロンBA.4-5で、初回から打てるという申請が行われていると聞いたことがあるのですが、そうすると、今後、BA.4-5で初回を打ってからXBBになるのか、はたまたXBBで初回から行けるように、そういう申請が今後出てくるのか、その辺、多分まだ不明な部分も多いと思うのですけれども、もし何かお分かりになれば、教えていただければと思います。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
現在、主に議論をしているのは、ブースターに何を使うかということなのですけれども、当然まだ未接種の方もいらっしゃるということなので、その場合、初回接種で何が使えるかということが当然問題になってくるという問題意識ですね。
事務局のほうから、レスポンスをいただけますか。
○大坪大臣官房審議官 事務局であります。
3回目までの接種のときには、先生方にも御議論いただきましたように、まず初回で、従来株で免疫をつけた上で、3回目という間隔でシリーズをやっていたと思いますが、令和4年の秋の接種、オミクロンが開始されましてからは、追加接種という回数制の考え方ではなくて、抗原の免疫力が落ちた段階で、そこを補うという形で接種を進めてきたと思っています。
ですので、イニシャルの初回の接種の上で、追加という間隔は、秋の4回目の接種以降は取っていないと考えています。
ですので、今、従来株でまずイニシエーションしてから、オミクロンのワクチンということにつきましては、既に諸外国では、最初からオミクロンで初回免疫が始まっていますし、これは我が国でも申請をしているところでありますので、従来株というものに関して、最初に、まず免疫をつけてから、追加で変異株を追っていくという発想は、既に従来株というものが、ここでサーキュレートしていないので、そういう間隔は、今はないのだろうと思っています。
したがいまして、その時々で流行している株に対して、免疫力の持続期間を考慮して補足していくということで、先生方におまとめをいただいたと思っておりますので、基本的に令和5年のワクチンは、年に一度ということで去年9月20日から始めていますので、秋の接種ということで御用意をしつつ、高齢者におきましては、免疫保持の期間が短いということで、前倒しで春を追加したということで考えておりますので、4-5を打った後に追加でということでは、もう既に去年の秋のオミクロンから以降は、そういう考え方を取っていないと考えています。
○脇田分科会長 ということでありました。
釜萢委員、お願いします。
○釜萢委員 現時点で、今日特に議論をしなければならないことは、秋以降の接種について、XBBの系統の単価のワクチンを採用するということについて、合意するかどうかということだろうと思います。
その点からしますと、ヨーロッパからも、また、FDAからも単価のワクチンでXBBのものというので、選択が出てきていることからすれば、我が国においても、XBBの単価のワクチンが入手可能であれば、それを希望される国民に接種するという方法が適切、妥当だろうと思います。
今日の22ページの事務局案の一番下に書いてあるところですけれども、接種対象者をどうするかというのが、今後の議論になるということだろうと思います。それは、今後のXBBのワクチンの薬事承認がどういう形で出てくるかによるので、それは、現時点では、まだ分かりませんから、薬事承認も踏まえて、接種対象者をどうするのかということになるのだろうと思います。
その接種対象者の中には、年齢の低い人たちもあります。現状では、これまでの方針では、6か月から4歳の子供については、従来株のものしかないのですが、それを令和5年度中はずっと希望者に対しては、初回接種を行うという方針で、今、来ているわけです。
それから、5歳から11歳の者については、2価のワクチンが追加用として接種可能になっている。
それで、12歳以上については、みんな一緒ということに、12歳以上については、今回、もしXBBのものが採用されるのであれば、それを使えばいいのだろうなとは思いますが、下の年齢については、そのときにどういうワクチンが提供されるかというのは、今、分かりませんから、その辺りのところを今後の状況を見ながら決めていくと、それによって、秋冬の接種対象者について、改めて確認作業が必要になるのだろうと思いますので、その方向に、私は賛成を申し上げます。
以上です。
○脇田分科会長 釜萢先生、ありがとうございます。
まさに、今、釜萢先生がおっしゃったとおり、事務局案にも書いてあるわけですけれども、この令和5年度秋冬に用いるワクチンに関して、抗原性が、今、流行株になるべく近いものを使うべきであるということ、そして、単価のワクチンを用いるという結論でよいのかに関して、さらに御意見をいただければと思います。
日野参考人、福島委員の順番でお願いします。
○日野参考人 ありがとうございます。
実は質問しようと思ったことを、今、ちょうど先生に言っていただいてしまったのですけれども、やはり、すごく子供たちの接種、18未満の子とか、また、本当5歳から11歳とか、やはり子供の接種がどういうパターンで、また、いつ頃からできるのかというのを、こういうのは早目に出しておいていただくと、やはり保護者は、こういうところはすごく敏感に気にするものなので、その辺り、できるだけ早くに出していただけるといいなと思いましたので、よろしくお願いします。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
福島委員、お願いします。
○福島委員 ありがとうございます。
本日のスライドの22ページ目にお示しいただいている事務局案について、私は、異存はございません。
その上でなのですけれども、去年の秋冬接種から、決まった期間に一回接種機会を提供するという考えに移行してきておりまして、まさにインフルエンザと同じようなパターンになってきていると思います。今のところ、今年の秋冬接種は、9月から12月とスライド8ページに書いておられたのですけれども、インフルエンザワクチンのことを考えますと、大体10月ぐらいに流通して、年が明けてもワクチンが余っていれば打てますので、コロナワクチンについても「年が明けても打てる」というような誤解が生じないかというのを懸念しています。
また、開発段階ではあると思うのですけれども、インフルエンザワクチンとコロナワクチンの混合ワクチン等も将来的には流通すると思います。もし、8ページ目の秋冬接種の方針を採られるのでしたら、接種機会は9月から12月であることをしっかり周知するということも、重要なのではないかと感じました。
以上です。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
そうしましたら、今、日野参考人、そして福島委員からの御質問といいますか、御意見といいますか、それに事務局からレスポンスをいただければと思います。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。御質問ありがとうございます。
日野参考人から御質問いただいた件ですけれども、XBBのワクチン自体は、まだ薬事上もかかっておりませんので、状況をお伝えすることが難しいのですけれども、足元の状況といたしましては、私どものほうで、現在の2価のワクチンについて、生後6か月以上のところで薬事申請がなされているところは、情報として承知をしております。
その審査の状況等は、ここで申し上げることはなかなか難しいところでございますが、そうした中で、どこまで対象になっていくかというところを見据えながら、情報提供はしっかりとさせていただきたいと思ってございます。
また、福島委員から御指摘をいただきました接種期間等々については、御指摘のとおりと存じまして、具体の対象者あるいは期間等々については、また、秋を前に御議論をいただく機会がございますので、そちらも踏まえて、適切に周知をしてまいりたいと思っております。
混合ワクチン等も情報を収集しながら、何か情報提供すべきことは、対応してまいりたいと思ってございます。
以上でございます。
○脇田分科会長 どうもありがとうございました。
そうしましたら、さらに御意見、御質問はいかがでしょうか。
大体よろしゅうございますか。高橋参考人からも株検討会の資料の説明をしていただきました。また、事務局案として提案がございます、XBB.1系統を含有する1価ワクチンを用いることにしてはどうかと。
つまり、今、2価のワクチンが、この秋冬の接種に使われているわけですけれども、そちらから、やはり流行株に抗原性が近いものを使うべきであろうと。
ただし、今行っている接種については、重症化予防の観点から、引き続き実施をするという方向性になっているわけです。ただ、秋冬の接種に関しては抗原性が近いものがアベイラブルになるので、それで使ってはどうかと。
さらに、その場合はXBB.1系統を含む、1価のワクチンを用いることとするということで、事務局の御提案に関しては、おおむね反対の御意見がなかったと思いますが、皆様、いかがですか。
(異議なしの意思表示あり)
○脇田分科会長 どうもありがとうございます。
そうしますと、令和5年の秋冬に用いるワクチンにつきましては、この検討会の結果も踏まえて、事務局案を基に、今年の秋冬の接種に向けて準備を進めていくと。また、具体的なところに関しては、議論の場があるということだと思います。
それでは、ありがとうございました。事務局におかれましては、今日の議論も踏まえまして、秋冬の接種に向けての準備を進めていただくように、引き続きよろしくお願いいたします。
では、事務局から次の論点「(2)ワクチンの有効性等に係る新たな知見等について」というところを御説明していただければと思います。よろしくお願いします。
○和泉予防接種担当参事官室室長補佐 事務局でございます。
引き続き、資料1-1の23ページ目の(2)の論点から御説明をさせていただきます。
24ページ目が、直近の知見をざっとまとめたマトリックスになってございまして、従来型ワクチンあるいは2価ワクチンの比較的長期のデータも出てきたところもございますので、もろもろ御紹介させていただきたいと思います。
まず、有効性に関するデータでございます。少し幅広に御紹介をさせていただきますが、25ページ目でございます。
タイトルにございますとおり、免疫不全の方という集団に対するモデルナのワクチンあるいはファイザーのワクチンにおける有効性ということでございます。
海外の知見でございますが、免疫不全の方におけるモデルナとファイザーのワクチン、この中和抗体価、抗体応答率等について、RCTのデザインで研究されたデータにおいて、モデルナのファイザーに対する同等性が示されたというデータでございます。
また、26ページ目でございますけれども、追加接種の有効性ということで18歳以上の方において、従来型ワクチンの追加接種3回目接種をモデルナで実施した群というのが、ファイザー実施した群と比較して、感染予防と入院予防効果については、有意に高い効果が認められた一方で、死亡予防効果については、有意な差はなかったというデータでございます。
具体的な数値については、左下のほうの数字で記載をしているところでございます。
おめくりいただきまして、27ページ目でございます。
免疫状態に応じた新型コロナワクチン従来型の追加接種の有効性というところでございます。
従来型ワクチンの2回目接種後14日以上の入院予防効果について、免疫正常者においては、モデルナ及びファイザーいずれも効果に差はなかったところですが、免疫不全の方においては、モデルナのほうが高い入院予防効果を示したということでございます。
特に免疫不全の方というフォーカスを置いてデータをお示ししたことがございませんでしたが、このスライドの左下のところに、免疫不全の方のグループにおけるデータをお出ししておりまして、モデルのほうが点推定値で高い成績を得たところでございます。
また、28ページ目にお進みいただきまして、悪性腫瘍等の患者さんにおける新型コロナワクチン、従来型の追加接種の有効性というところでございます。
少し古いデータになってございますが、アルファ株の流行期における初回接種後の悪性腫瘍の患者さんのコホートにおけるブレークスルー感染に関連する因子を評価したところ、モデルナ社製ワクチンの接種は、ファイザー社製ワクチンの接種と比較して、有意に高い感染予防効果を示したということでございます。
また、血液悪性腫瘍を患者に限定した解析では、多発性骨髄腫の患者さんにおいて、モデルナ社ワクチン、ファイザー社ワクチンと比べて、有意に高い発症予防効果を示したということでございます。
図のほうにオッズ比のほうをお示ししておりますが、こうしたデータもあるところでございます。
続きまして、29ページ目でございますが、有効性の持続期間に関するデータを御紹介させていただきます。
30ページ目でございます。
オミクロン株2価ワクチンの有効性の持続期間に関するデータでございます。
少しずつ長期のデータが出てきつつあるところでございまして、記載してございますとおり、BA.5及びXBB/XBB.1.5、いずれに対しても2価ワクチンは同等のVEを示すといったような結果でございました。
右下の図の赤く囲ったところの左側が、BA.5関連の感染、右側がXBB関連の感染で、それぞれVEが比較的同等であったという形で報告がございました。
続きまして、31ページ目でございます。
オミクロン株に2価ワクチンによる追加接種の有効性の持続期間ということでございます。
12歳以上の方において2価ワクチン追加接種の新型コロナウイルス感染症による入院または死亡に対する予防効果が、2週間後では67.4%、20週後では38.4%ということでございました。
mRNAワクチンの製品ごとの有効性の持続期間の違いについては、発症予防効果については、モデルナ社のほうで有意に長く持続したが、入院・死亡予防効果では差がなかったということでございます。
Figureに示しておりますとおり、感染予防効果については、短期間で下がってくるといったところ、入院・死亡予防効果については、比較的横ばいで推移するといったところ、また、下のFigureですけれども、各製品ごとにおいて持続期間に差があるもの、あるいは右側は差がなかったものという形でお示しをしております。
32ページ目でございますが、2価ワクチンの有効性の入院、重症化予防効果に関する持続期間のデータでございます。
被接種者との比較でございますが、2価ワクチンの接種による入院予防効果については、接種後180日で大幅に低下をしたということでございますが、重症化予防、すなわちICU入室あるいは死亡の予防といったところについては、接種後180日までで50%以上維持したということで、比較的長期に保たれるといったデータも出ているというところでございます。
続きまして、33ページ目以降は、mRNAワクチンの安全性に関するデータでございます。
34ページ目は、米国におけるデータでございますけれども、いわゆる我が国における副反応疑い報告と同様の報告に基づく安全性評価の結果、接種後の有害事象について、従来型ワクチン等々変化はないというところで評価をされてございます。
製品ごとに見たデータもございますが、非重篤、重篤いずれも、製品ごとの比較はなかなか難しいところではございますが、こういった形で大きな懸念はないということで評価をなされております。
おめくりいただきまして、35ページ目でございます。
我が国における副反応疑い報告の状況について、随時副反応検討部会等で御審議をいただいているところでございますが、直近の4、5回目接種の報告状況を4月にいただいておりまして、こちらは抜粋させていただいております。
製品ごとも含めて評価をいただいておりまして、下の赤枠のとおり、現時点では重大な懸念が認められないと考えてよいという形で御審議をいただいております。
また、ほかのデータではございますが、研究班あるいは海外のデータも踏まえて御議論をいただきまして、接種後の死亡リスク等については、有意な上昇はなかったということも、合わせて御議論をいただいておると承知をしております。
36ページ目でございますが、今日も御参加いただいている伊藤先生の研究班における、新型コロナワクチン接種後の安全性等の評価に関する研究によりますと、接種後に発現した発熱や接種部位の反応等の症状について、モデルナ社の2価ワクチンの発現頻度が高い傾向が示唆されたということでございます。
こちらは、年齢等の背景因子を調整したデータではございませんで、事務局で御用意したものでございますけれども、少しその背景因子が調整されておりませんので、単純な比較は難しいところでありますが、症状を見ますと、やや発現頻度が高いところが、見て取れるかなと思ってございます。
以上、幅広に御紹介させていただきまして、37ページ目がまとめでございます。
ワクチンの有効性について、様々御紹介させていただきました。また、持続期間につきましても、2価ワクチンのデータあるいはメーカーごとのデータも御案内いたしました。安全性のデータについても、国内外の情報を御提供させていただきました。
「諸外国の状況について」というところで、少し補足させていただきますが、カナダにおきまして、生後6か月から4歳の乳幼児については、モデルナ社のワクチンを推奨する、あるいは11歳以下の小児、乳幼児のうち、中等度から重度の免疫不全の方における初回接種についても、モデルナ社のワクチンのほうが有益となり得るといった考え方を示している国もあると承知しております。
こうした科学的知見あるいは諸外国の状況などを踏まえまして、事務局案でございますけれども、接種の対象者の特性、上記に記載しておりますのは、免疫不全の方等でございますけれども、こうした特性に応じたワクチンの使い分けといったものは、現状の知見を踏まえて考え得るかといったところを、ぜひ先生方の専門的な見地でコメントをいただければと思って、御紹介した次第でございます。
以上、事務局からの御説明でございます。
○脇田分科会長 御説明ありがとうございました。
というところで、まとめは、今の37ページのところです。様々な、例えば免疫不全の方に対するファイザー社とモデルナ社ワクチンの効果の比較であったり、あと安全性の比較というものがあって、あとカナダにおいては、モデルナ社、特定の年齢であったりというところで、あるいは免疫不全の方に対する接種において、モデルナ社が推奨されているとか、あるいは有益となり得るといったコメントがついているという考え方があるところであります。
ですので、我が国においても、ワクチンの接種対象者の特性に応じた使い分けというものが考えられるかどうかということだろうと思います。
これは、特に自治体のほうで、こういった方が、できるのかどうかと、実施可能かという運用ができるか、そういった観点もあろうかと思いますので、ぜひコメントをいただければと思いますが、早速、坂元委員から、お願いいたします。
○坂元委員 川崎市の坂元でございます。
まず、ワクチンの種類が多いことは、市民の選択性が増えるという考えもありますが、実際に自治体としては、ワクチンの種類が多いと、そのハンドリングというのが非常に大変だということがあります。もちろん、今、多くのところで集合接種会場というのがなくなってきてしまっているので、実際に開業されている先生のところにワクチンを送るときに、基本的に2種類のワクチンを置くというのは、あまり好まれないということです。接種間違いが起きたりとか、そういうことがあるので、そういう意味で、実際に、先生方のところに送って打ち分けてもらえるかというのは、かなり私は難しいかと、2種類のワクチンを置いてやるというのは、あまり現実的ではないのかなと思う。
もし考えるならば、こういう免疫不全という人に対しては、確かにモデルナのほうは50マイクロ、ファイザーは30マイクロなので、量が多いということを考えると、特殊な病院に限ってですね、そういう免疫不全患者がいるところとか、いわゆる国立がんセンターとか、そういう特殊なとこに、例えば、モデルナを配送してとか、そういうぐらいの使い分けならば、ある程度できるのでしょうけれども、自治体が今やっている、実際に打っていただいている先生のところに2種類送って、それで来た患者さんについて使い分けてくださいというのは、ハンドリングとしては、私はあまり現実的ではないと思っております。
私からは、以上です。
○脇田分科会長 坂元先生、ありがとうございました。
かなり実効性の面で難しいかもしれないといったところですかね。
清元委員、お願いします。
○清元委員 自治体の長として、やはり先ほどの御意見と同じように、今、どんどん接種率も下がってきているので、集団接種をやめていこうという形で、一応今、兵庫県と共同の集団接種会場は置いているのですけれども、今の保健所の能力とか、これまでのことも考えると、やはり民間病院主体で、個別接種でやってもらおうと。
そのときに、やはり、地元の医師会の方々に手を挙げてもらうのに、どちらでやりますかというのを、医師会の先生方の中ですみ分けてもらえたらいいのですけれども、我々がそれぞれロットを、例えば、今日は100打つという予約が入っているところに、52と48でというのは、もう無理かなと。
逆に、あまりどちらも差がないという結論にして、推していただくのだったら、どちらを打っても、交差接種は大丈夫ですよというようなことをキャンペーンにしていただいて、ガチャガチャではないですけれども、モデルナが出ましたとか、ファイザーでやりましょうかとか、結構聞いてみると、ファイザーがいいと言っている人と、モデルナのほうで副反応が少なかったという人と、それぞれ思い込みの部類もあって、今日の前段の議論でも、我々現場としてはよく分からないのだったら、ぶれないで推してほしいということです。
ですから、今までのワクチン配送体制ができているものであれば、個別接種で進めたいので、どちらかというか、どちらも同じという結論に近いのであれば、混乱しないように、そのままやってもらえたほうがいいかなというのが、現場の意見です。
○脇田分科会長 どうもありがとうございます。
続きまして、森尾委員、福島委員、鈴木委員の順番でお願いいたします。
○森尾委員 ありがとうございます。
質問も込みですけれども、事務局のほうから、がん患者さんに対しては、感染予防効果という点でモデルナのほうが、若干いいようだと。
また、免疫不全の患者さんに関しては、入院予防効果ということで、モデルナが若干有利だと、そういう論文があるという中で、カナダで小児に対してモデルナを推奨しているということで、これは免疫不全を対象という形では出していないですね。そこら辺、何か理由があれば、教えていただきたい。これが質問であります。
2点目の質問が、やはり有効性に関してなのですけれども、この間のVRBPACで、14ページ目に出していらっしゃいました、XBB.1.5含有1価ワクチンによって、1.5のみならず、1.16、2.3の中和抗体価も上昇すると書いていまして、これは、モデルナもファイザーも両方ともヒトにおける臨床試験で中和抗体価が上がっていたのかどうか、こちらは、製品ごとでしっかりしたエビデンスが出ているかどうか、もしデータがあれば、教えていただけたらと思います。これが2点目です。
あと、コメントなのですけれども、XBB.1関連ワクチンで、免疫不全症に対して、今の株に対して重症化予防の効果があるとか、入院予防の効果があるかという、そこら辺のデータというのは、間違いなくまだないというか、これから出ていかなくてはいけないので、私、個人的には、免疫不全で分けるというところは、なかなか難しいのかなという気がしております。
一方、やはりオペレーション上は、1つのワクチンにするという考えもあるかと思うのですけれども、リスク回避という点で、供給先が1社のみとしていいのかどうかということに関して、厚労省様などの御意見をいただければと思っております。
以上です。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
福島委員、お願いします。
○福島委員 ありがとうございます。
私も最初は質問と、それを踏まえた私の意見になるのですけれども、まず質問は、事務局案の「接種対象者の特性に応じたワクチンの使い分けを行うことは考えられるか」という問いなのですが、これは行政側が、「このワクチンは、このような対象者の方にお勧めですよ」という使い分けをすることは可能かということなのか、それとも、このような情報を提供した上で、接種を受けられる方が、「私はこのワクチンにしよう」と使い分けをすることは可能かということなのか。どちらを問いかけておられるのかということを、お聞きしたいと思います。
その上での意見ですが、このような情報提供をされた上で、接種対象者の方が御自身の特性を踏まえて、こちらのワクチンにしようと決められることは、それは当然、あり得ることだし、そうすべきだと思います。今までも当然そういう傾向があったと思うのです。このメーカーさんのワクチンよりも、こっちのメーカーさんのワクチンにしようというのを個人で決められてきた。
逆に行政側が、今、お示しいただいた最新のエビデンス、これは科学的には、とても興味深いものであるのですけれども、これらのエビデンスだけで、「この特性の方には、こちらのワクチンをお勧めする」と言えるかについては、まだまだ難しいのではないかと思います。
私は、やはりインフルエンザと比べてしまうのですけれども、国内では不活化スプリットインフルエンザワクチンしか、今、使えない状態ですが、例えば米国などでは、もっと多様な製剤が使えます。弱毒生インフルエンザワクチンであったり、アジュバント添加のインフルエンザワクチンであったり、高齢者に対してはハイドーズ、高用量のインフルエンザワクチンも使えるわけですけれども、最近まで米国のACIPは、どのワクチンも割と横並びのレコメンデーションで、とにかく入手できたワクチンから打ってくださいと、待たないでくださいという考え方でした。最近ようやく、高齢者に対してはハイドーズを推奨するようなステートメントになりましたが、ハイドーズワクチン、高用量のインフルエンザワクチンが流通してから、かなり長い時間が経ってからのレコメンデーションでした。インフルエンザワクチンですらそういう状況ですので、行政から、この情報だけで個別に、特性に応じてお勧めするというのは難しいのではないかと思う次第です。
以上です。
○脇田分科会長 どうもありがとうございます。
それから、鈴木委員、お願いします。
○鈴木委員 もう既に森尾先生と福島先生が、質問と意見を言われたことと重なってしまいますけれども、ここで問われているのが、文章は、特性に応じたワクチンの使い分けを行うことは考えられるのかという問いになっているのですが、事務局資料としてお示しいただいた幾つかの研究は、モデルナとファイザーを比較した場合に、どうやらモデルナのほうが、少し効果がいいかもしれないといったデータをお示しいただいて、この問いかけなのですけれども、これは、モデルナだけにしてはどうかという問いかけのようにも感じるのですが、そうではないのかどうか、この問いかけを、まず明確にしていただきたいと思います。
以上です。
○脇田分科会長 ありがとうございます。
坂元委員、お願いします。
○坂元委員 市町村でワクチンをやっていますが、基本市町村は、どのワクチンがいいですよとか、こっちのほうがこういうデータがあって、こう効果があるかもしれないというのは、基本的には市町村ではやっていません。例えば、過去で言うHPVのときにも、2価と4価が出ましたけれども、製造承認が取れて、予防接種委員会で決まったのだから同じですという形でお勧めしてます。市町村は何か国のほうが、適応症の中で、例えば、免疫不全はモデルナをやるとか、そういうきっちりしたものがない限り、市町村が、どっちがいいとか、どっちがどういう効果があるかということは、実際には言わないということなのです。これだけの論文データで、現場の市町村が接種される方に説明することはないということです。
あとは、やはり考えていかなければいけないのは、実際の使用実績云々を考えて、ワクチンの無駄を出さないということも、やはり考えていかなくてはいけないなと思います。製造承認されたものなら何でもいいよという形であれば、当然打つ方の好みとか、それから打たれる接種医
2:管理人です :

2023/07/27 (Thu) 06:17:56

https://corona-vaccine.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13353138 その❶
3:管理人です :

2023/08/09 (Wed) 00:31:31

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_894700/894665/full/894665_1691508692.png
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/eci.13998

ファイザーワクチンのロット差論文



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https://twitter.com/i/status/1686275465781370881

山路 徹 Toru YAMAJI
@yamajitoru
免疫学者の警鐘 PART5 「ファイザーワクチン 製造ロット別 有害事象の実態」ができました。是非
デンマークの研究者がデンマーク保険当局に報告されたファイザーワクチンの<有害事象データ>を調査し、製造ロット別の有害事象の発生率等について論文(査読済み)にまとめました。東京理科大学の村上康文名誉教授が解説します。
4:管理人です :

2023/09/12 (Tue) 02:55:17

自然感染獲得免疫の方がワクチンより10倍強いという論文





https://academic.oup.com/cid/article/75/1/e545/6563799?login=false

Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 (SARS-CoV-2) Naturally Acquired Immunity versus Vaccine-induced Immunity, Reinfections versus Breakthrough Infections: A Retrospective Cohort Study

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2 (SARS-CoV-2) の自然獲得免疫とワクチン誘発免疫、再感染と突破口感染: 遡及コホート研究


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Abstract
Background
Waning of protection against infection with severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) conferred by 2 doses of the BNT162b2 vaccine begins shortly after inoculation and becomes substantial within 4 months. With that, the impact of prior infection on incident SARS-CoV-2 reinfection is unclear. Therefore, we examined the long-term protection of naturally acquired immunity (protection conferred by previous infection) compared to vaccine-induced immunity.

Methods
A retrospective observational study of 124 500 persons, compared 2 groups: (1) SARS-CoV-2-naive individuals who received a 2-dose regimen of the BioNTech/Pfizer mRNA BNT162b2 vaccine, and (2) previously infected individuals who have not been vaccinated. Two multivariate logistic regression models were applied, evaluating four SARS-CoV-2-related outcomes—infection, symptomatic disease (coronavirus disease 2019 [COVID-19]), hospitalization, and death—between 1 June and 14 August 2021, when the Delta variant was dominant in Israel.

Results
SARS-CoV-2-naive vaccinees had a 13.06-fold (95% confidence interval [CI], 8.08–21.11) increased risk for breakthrough infection with the Delta variant compared to unvaccinated-previously-infected individuals, when the first event (infection or vaccination) occurred during January and February of 2021. The increased risk was significant for symptomatic disease as well. When allowing the infection to occur at any time between March 2020 and February 2021, evidence of waning naturally acquired immunity was demonstrated, although SARS-CoV-2 naive vaccinees still had a 5.96-fold (95% CI: 4.85–7.33) increased risk for breakthrough infection and a 7.13-fold (95% CI: 5.51–9.21) increased risk for symptomatic disease.

Conclusions
Naturally acquired immunity confers stronger protection against infection and symptomatic disease caused by the Delta variant of SARS-CoV-2, compared to the BNT162b2 2-dose vaccine-indued immunity.



要約

背景
BNT162b2 ワクチンの 2 回接種によって得られる重症急性呼吸器症候群コロナウイルス 2 (SARS-CoV-2) の感染に対する防御力の低下は、接種後すぐに始まり、4 か月以内に顕著になります。 そのため、以前の感染が SARS-CoV-2 再感染に与える影響は不明です。 したがって、ワクチン誘発免疫と比較した自然獲得免疫(以前の感染によって与えられた防御)の長期防御を調べました。

メソッド
124,500人を対象とした後ろ向き観察研究では、2つのグループを比較した:(1)BioNTech/Pfizer mRNA BNT162b2ワクチンの2回投与レジメンを受けたSARS-CoV-2未感染者、および(2)以前に感染し、ワクチン接種を受けていない個人予防接種を受けた 2 つの多変量ロジスティック回帰モデルが適用され、デルタ航空が決定した 2021 年 6 月 1 日から 8 月 14 日までの 4 つの SARS-CoV-2 関連アウトカム、つまり感染、症候性疾患(新型コロナウイルス感染症 2019 [COVID-19])、入院、死亡を評価しました。イスラエルでは変異種が優勢でした。

結果
SARS-CoV-2 に未感染のワクチン接種者は、ワクチン接種を受けていない過去に感染した人に比べて、最初のイベント(感染)時にデルタ変異株による突出感染のリスクが 13.06 倍(95% 信頼区間 [CI]、8.08 ~ 21.11)増加しました。またはワクチン接種)は、2021 年 1 月と 2 月に発生しました。リスクの増加は、症候性疾患でも同様に顕著でした。 2020年3月から2021年2月までの間の任意の時点で感染を起こさせた場合、SARS-CoV-2未接種ワクチン接種者のリスクは依然として5.96倍(95%CI:4.85~7.33)増加したが、自然獲得免疫が減退する証拠が証明された。突出感染の場合は、症候性疾患のリスクが 7.13 倍 (95% CI: 5.51 ~ 9.21) 増加します。

結論
自然獲得免疫は、BNT162b2 2 回接種ワクチンによる免疫と比較して、SARS-CoV-2 のデルタ変異体によって引き起こされる感染や症候性疾患に対してより強力な防御を与えます。



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ワクチンは「いらねえ」ってこと
5:管理人です :

2023/09/12 (Tue) 05:39:28

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_894700/894665/full/894665_1694464768.jpg

打てば感染しやすくなるという論文

https://academic.oup.com/ofid/article/10/6/ofad209/7131292?login=false

https://www.cureus.com/articles/179946-covid-19-infection-rates-in-vaccinated-and-unvaccinated-inmates-a-retrospective-cohort-study#!/
6:管理人です :

2023/09/12 (Tue) 05:54:55

COVID-19 Infection Rates in Vaccinated and Unvaccinated Inmates: A Retrospective Cohort Study

Abstract
Background
In 2023, breakthrough COVID-19 infections among vaccinated individuals and reinfections in previously infected people have become common. Additionally, infections are due to Omicron subvariants of the virus that behave differently from those at the onset of the pandemic. Understanding how vaccination and natural immunity influence COVID-19 infection rates is crucial, especially in high-density congregate settings such as prisons, to inform public health strategies.

Methods
We analyzed COVID-19 surveillance data from January to July 2023 across 33 California state prisons, primarily a male population of 96,201 individuals. We computed the incidence rate of new COVID-19 infections among COVID-bivalent-vaccinated and entirely unvaccinated groups (those not having received either the bivalent or monovalent vaccine).

Results
Our results indicate that the infection rates in the bivalent-vaccinated and entirely unvaccinated groups are 3.24% (95% confidence interval (CI): 3.06-3.42%) and 2.72% (CI: 2.50-2.94%), respectively, with an absolute risk difference of only 0.52%. When the data were filtered for those aged 50 and above, the infection rates were 4.07% (CI: 3.77-4.37%) and 3.1% (CI: 2.46-3.74%), respectively, revealing a mere 0.97% absolute risk difference. Among those aged 65 and above, the infection rates were 6.45% (CI: 5.74-7.16%) and 4.5% (CI: 2.57-6.43%), respectively, with an absolute risk difference of 1.95%.

Conclusion
We note low infection rates in both the vaccinated and unvaccinated groups, with a small absolute difference between the two across age groups. A combination of monovalent and bivalent vaccines and natural infections likely contributed to immunity and a lower level of infection rates compared to the height of the pandemic. It is possible that a degree of 'herd immunity' has been achieved. Yet, using p<0.05 as the threshold for statistical significance, the bivalent-vaccinated group had a slightly but statistically significantly higher infection rate than the unvaccinated group in the statewide category and the age ≥50 years category. However, in the older age category (≥65 years), there was no significant difference in infection rates between the two groups. This suggests that while the bivalent vaccine might offer protection against severe outcomes, it may not significantly reduce the risk of infections entirely. Further research is needed to understand the reasons behind these findings and to consider other factors, such as underlying health conditions. This study underscores the importance of developing vaccines that target residual COVID-19 infections, especially in regard to evolving COVID-19 variants.

要約するとお

背景
2023年には、ワクチン接種を受けた人の間での新型コロナウイルス感染症の画期的な感染と、以前に感染した人による再感染が一般的になりました。 さらに、感染はパンデミックの初期とは異なる動作をするウイルスのオミクロン亜変異体によるものです。 ワクチン接種と自然免疫が新型コロナウイルス感染症の感染率にどのような影響を与えるかを理解することは、特に刑務所などの高密度の集団環境において、公衆衛生戦略に情報を提供する上で極めて重要です。

メソッド
私たちは、カリフォルニア州の 33 の州刑務所、主に男性人口 96,201 人を対象に、2023 年 1 月から 7 月までの新型コロナウイルス感染症監視データを分析しました。 われわれは、新型コロナウイルス二価ワクチン接種を受けたグループと完全にワクチン接種を受けていないグループ(二価ワクチンも一価ワクチンも受けていないグループ)の間での新規新型コロナウイルス感染症の発生率を計算した。

結果
我々の結果は、二価ワクチン接種グループと完全にワクチン接種を受けていないグループの感染率は、絶対値でそれぞれ3.24% (95%信頼区間(CI): 3.06-3.42%)と2.72% (CI: 2.50-2.94%)であることを示しています。リスクの差はわずか 0.52% です。 データを50歳以上でフィルタリングした場合、感染率はそれぞれ4.07% (CI: 3.77-4.37%) と3.1% (CI: 2.46-3.74%) で、絶対リスクの差はわずか0.97%であることが明らかになりました。 65歳以上の感染率はそれぞれ6.45%(CI:5.74~7.16%)、4.5%(CI:2.57~6.43%)で、絶対リスク差は1.95%であった。

結論
ワクチン接種グループと非ワクチン接種グループの両方で感染率が低く、年齢グループ全体で 2 つのグループ間の絶対差が小さいことに注目します。 一価ワクチンと二価ワクチンと自然感染の組み合わせが免疫力の向上と、パンデミックの最盛期に比べて感染率の低下に寄与した可能性が高い。 ある程度の「集団免疫」が達成された可能性はある。 しかし、統計的有意性の閾値として p<0.05 を使用すると、州全体のカテゴリーおよび年齢 50 歳以上のカテゴリーにおいて、二価ワクチン接種グループはワクチン非接種グループよりもわずかではあるが統計的に有意に高い感染率を示しました。 ただし、高齢者のカテゴリー(65 歳以上)では、2 つのグループ間で感染率に有意差はありませんでした。 これは、二価ワクチンが重篤な結果に対する防御を提供する可能性がある一方で、感染のリスクを完全に大幅に軽減することはできない可能性があることを示唆しています。 これらの発見の背後にある理由を理解し、基礎的な健康状態などの他の要因を考慮するには、さらなる研究が必要です。 この研究は、特に進化する新型コロナウイルス感染症の変異種に関して、残留する新型コロナウイルス感染症を標的とするワクチン開発の重要性を強調している。


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医学系論文雑誌は「ワクチン接種には効果がある」という一文を掲載しないと、査読済み論文として通過されず掲載拒否されてしまいます。もう、みなさんは馬鹿じゃないのだから、コロナワクチンに一定の効果があるという文章が論文の中に表現されていても、そこは「お察し」というやつです。


重要なことは、自然感染(未接種組)よりも、接種組の方が1.2倍感染「しやすい」という刑務所での結果が出ているってこと。

ワクチンなんぞ、なんの意味もない。

それどころか「死ぬ」危険もある糞毒チンに、なんの価値がある?


7:管理人です :

2023/09/26 (Tue) 15:52:32

https://corona-vaccine.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13380429

https://www.nicovideo.jp/watch/sm42808480

https://pubs.rsna.org/doi/10.1148/radiol.230743?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%20%200pubmed

https://twitter.com/search?q=%E6%85%B6%E5%BF%9C%E7%BE%A9%E5%A1%BE%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%80%80%E5%BF%83%E7%AD%8B%E7%82%8E&src=typed_query

ワクチン後隠れ心筋炎が半年続くという論文

慶応大学
8:管理人です :

2023/09/29 (Fri) 15:33:36

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/08916934.2023.2259133

RNAワクチンがTregを誘導して免疫を抑制するという決定的論文

9:管理人です :

2023/10/03 (Tue) 15:36:49

図説コロナワクチン後遺症

10:管理人です :

2023/10/23 (Mon) 23:22:40



https://www.nature.com/articles/s41541-023-00742-7

Duration of SARS-CoV-2 mRNA vaccine persistence and factors associated with cardiac involvement in recently vaccinated patients


11:管理人です :

2023/10/26 (Thu) 18:16:41

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_894700/894665/full/894665_1698311802.png ワクチン後症候群の症例報告論文(石川県立中央病院2)



85歳
2回目の翌日から「目眩」「嘔吐」+入院
点滴などで一旦は、退院できたが。

しかし接種後15日目に歩行困難化。
排尿困難
再入院

頭部CT異常なし
しかし胸部MRI経由で 胸部脊髄に異常発見

「脱髄」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%84%E9%9E%98#:~:text=%E8%84%B1%E9%AB%84%E3%81%AF%E3%80%81%20%E7%A5%9E%E7%B5%8C%20%E3%82%92%20%E7%B5%B6%E7%B8%81%20%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%20%E3%83%9F%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%B3%E9%9E%98%20%E3%81%AE%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%81%20%E7%99%BD%E8%B3%AA%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3,en%3Acentral%20pontine%20myelinosis%20%EF%BC%89%E3%80%81%E9%81%BA%E4%BC%9D%E6%80%A7%E8%84%B1%E9%AB%84%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%82%92%E5%90%AB%E3%82%80%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E7%9A%84%E3%81%AA%20%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%A4%89%E6%80%A7%20%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%20%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%85%8D%E7%96%AB%E7%96%BE%E6%82%A3%20%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82


脱髄疾患及び髄鞘形成不全疾患

詳細は「脱髄疾患」を参照


脱髄は、神経を絶縁しているミエリン鞘の崩壊であり、白質ジストロフィ(en:Leukodystrophy)、シャルコー・マリー・トゥース病のような多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、横断性脊髄炎(en:transverse myelitis)、慢性炎症性脱髄性多発性神経炎、ギラン・バレー症候群、中央脳梁ミエリン症(en:central pontine myelinosis)、遺伝性脱髄疾患を含む代表的な神経変性である自己免疫疾患である。悪性貧血を罹患している患者は、迅速に適切な診断がなされなければ、神経損傷をも罹患することになる。悪性貧血に続く亜急性連合性脊髄変性症は、些細な末梢神経障害から会話、認識、意識などをつかさどる中枢神経に重大な損傷を与えることができる。ミエリンが崩壊すると、神経に沿った信号伝達が障害を受け、失われ、ついには神経が失われてしまう。

腫瘍壊死因子(TNF)[2]やインターフェロンの指令を受けたサイトカインの過剰生産により脱髄を生じさせている炎症を含めた疾患が免疫系の関連で脱髄に関係する可能性も存在する。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/09-%E8%84%B3%E3%80%81%E8%84%8A%E9%AB%84%E3%80%81%E6%9C%AB%E6%A2%A2%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97/%E5%A4%9A%E7%99%BA%E6%80%A7%E7%A1%AC%E5%8C%96%E7%97%87%E3%81%A8%E9%96%A2%E9%80%A3%E7%96%BE%E6%82%A3/%E8%84%B1%E9%AB%84%E7%96%BE%E6%82%A3%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81



鹿先生「MRI画像。脊髄の中央画像を観ると中心点が白濁化」=ステロイドパルス治療を行ったのだが


ステロイドパルス療法
3日間、通常の10倍以上の量のステロイド薬点滴が行われる
ステロイドパルス療法をしたあとはしばらくステロイドを飲む


https://medley.life/diseases/54ed9b4c6ef458cf3585cdbc/#:~:text=%E6%80%A5%E6%80%A7%E6%95%A3%E5%9C%A8%E6%80%A7%E8%84%B3%E8%84%8A%E9%AB%84%E7%82%8E%EF%BC%88ADEM%EF%BC%89%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82%E6%B3%95%20%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9A%84%E3%81%AB%E3%80%81%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%20%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%20%E7%99%82%E6%B3%95%E3%81%8C%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84,%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E7%99%82%E6%B3%95%203%E6%97%A5%E9%96%93%E3%80%81%E9%80%9A%E5%B8%B8%E3%81%AE10%E5%80%8D%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%AE%E9%87%8F%E3%81%AE%20%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E8%96%AC%20%E7%82%B9%E6%BB%B4%E3%81%8C%E8%A1%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B
例えば『急性散在性脳脊髄炎(ADEM)ウイルス感染後あるいはワクチン接種後などに、異常に活性化した免疫が脳や脊髄、視神経などを攻撃して炎症を起こす状態』



鹿先生動画の「85歳男性患者」は、肺炎を合併した
結局、死亡

横断性脊髄炎 https://medley.life/diseases/5f59d0c936bbf0672a53823a/

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本件動画

主人公は85歳

やぶ医者が担当であれば「まあ85歳ですからね~。寿命でしょうねえ~」と高齢のせいにされ、死因は「老衰」扱いにされちまう危険が高い。今「老衰」が急増しているが、本件動画の病院のように「MRI」なども駆使して徹底して原因を調査し、論文まで作成して死因を究明する医療関係者は、少ない。結果、mRNAワクチン接種が原因での死亡だというのに「まあ高齢ですからねぇぇぇぇっっぇぇぇぇぇぇ」とやぶ医者判断されちまって、「老衰」死亡診断書作成で、ちょん。これが現状(実態)だろう。



12:管理人です :

2023/10/26 (Thu) 18:33:45

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_894700/894665/full/894665_1698312825.png https://www.jns-journal.com/article/S0022-510X(21)02804-5/fulltext



そのままクリックしても論文に飛べません。よってURLを「一旦コピペ」し、検索窓に貼り付けてリンク先に飛んでください。


Acute transverse myelitis after BNT162b2 vaccination against COVID-19: Report of a fatal case and review of the literature

13:管理人です :

2023/10/26 (Thu) 18:38:35

慶応大学 心筋炎論文など

https://corona-vaccine.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=13380429
14:管理人です :

2023/11/09 (Thu) 11:33:27



ワクチン後心筋炎再発の論文

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10224772/

Relapsing myocarditis following initial recovery of post COVID-19 vaccination in two adolescent males – Case reports
15:管理人です :

2023/11/09 (Thu) 11:41:56

令和5年10月27日心筋炎を無視する会

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001161432.pdf

16:管理人です :

2023/11/09 (Thu) 11:58:07

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_894700/894665/full/894665_1699498687.png https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/001161432.pdf

328ページ目
97番

17:管理人です :

2023/11/09 (Thu) 11:58:55

https://bbs3.fc2.com//bbs/img/_894700/894665/full/894665_1699498735.png 328ページ目
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