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コロナワクチン被害を語る

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ワクチン接種後の自己免疫疾患 - mectin iver (?)

2024/05/23 (Thu) 12:53:04

Insights into new-onset autoimmune diseases after COVID-19 vaccination
http://www.mcl-corp.jp/meditrans/wp-content/uploads/2024/03/ReviewArticle_089.pdf

図 1
COVID-19 ワクチン接種後に自己免疫疾患を誘発する機序の概略図

A.ワクチン接種後、ワクチン抗原は体内で免疫応答を引き起こすことができる。しかし、SARS-CoV-2 のスパイク糖タンパク質とヒトタンパク質に共通するヘ
プタペプチドが存在するため、ワクチン抗原は分子擬態経路を介して類似構造のヒトタンパク質も攻撃する可能性がある。

B.ワクチン中のアジュバントは、Toll 様受容体(TLR)などのパターン認識受容体(PRR)に対するリガンドとして作用することができ、それらに結合して自然免疫細胞を動員し、大量のサイトカインを分泌して、自然免疫応答を誘導する。
さらに、アジュバントはワクチン抗原に対する適応免疫応答の誘導も増強する。抗原が T 細胞受容体(TCR)に結合すると、ナイーブ T 細胞が活性化され、様々なサイトカインの影響下で Th1 または Th2 細胞に分化する。Th1 細胞は主に、感染細胞を排除できる細胞傷害性 T リンパ球(CTL)の産生などの細胞応答を刺激する一方で、Th2 細胞は B 細胞の増殖、分化、中和抗体の分泌などの液性応答を促進する。

C.ワクチン接種後の自然免疫応答において、免疫系は多数のサイトカインを産生し、これらのサイトカインがバイスタンダー活性化経路を介して自己免疫を誘導する可能性がある。これには主に IL-15 の作用下でのバイスタンダーCD8[+]T細胞の活性化、および主に IL-2 の作用下での CD4[+]T 細胞の活性化が含まれる。

PR R:パターン認識受容体、TLR:Toll-like 受容体、TCR:T 細胞受容体、CTL:細胞傷害性 T リンパ球。

Re: ワクチン接種後の自己免疫疾患 - mectin iver (?)

2024/05/23 (Thu) 12:57:07

4.COVID-19 ワクチンが誘導する自己免疫疾患の機序

4.1.分子擬態と免疫交差反応

分子擬態(molecular mimicry)という用語は、特定のヒトタンパク質とワクチンに含まれる特定の疾患原因要素との構造的類似性を意味する。この類似性が免疫交差反応を引き起こし、免疫系がヒトのタンパク質を病原体と間違えて攻撃することで、自己免疫疾患につながる可能性がある[69].Segal らは、分子擬態と免疫学的交差反応に関連するワクチン誘発性自己免疫疾患の例をいくつか提示している。具体的には、インフルエンザ(H1N1)ワクチンとギラン-バレー症候群(GBS),B 型肝炎ウイルスワクチンと多発性硬化症(MS),ヒトパピローマウイルス(HPV)と全身性エリテマトーデス(SLE)などがある[69].

分子擬態と免疫交差反応の機序は、SARS-CoV-2 ワクチン接種後の自己免疫疾患の誘発にも重要な役割を果たしている可能性がある。Kanduc らは、SARS-CoV-2 のスパイク糖タンパク質とヒトタンパク質間で多量に共有されるヘプタペプチドについて解析を行った[197].したがって、ワクチン接種後に SARS-CoV-2 スパイクタンパク質に対して体内で産生された抗体が宿主と交差反応し、自己免疫疾患を引き起こす可能性がある。


4.2.アジュバント

アジュバントとは、特異的な抗原性をもたずに抗原特異的な免疫応答を促進、延長、または増強する物質である。コルチコステロイドは免疫系を刺激し、ワクチンに対する反応を高める[198]。Toll 様受容体(TLR)は、自然免疫系細胞上に存在する一群の PR R であり、病原体を認識して感染に対する応答を惹起する。アジュバントはTLR のリガンドとして作用し、TLR に結合して自然免疫応答の開始を誘導し、その後に適応免疫応答を誘導する[199].
しかし、Gavin ら[200]が指摘しているように、TLR リガンドがなくても適応的な抗体応答が生じることもある。

Shoenfeld と Agmon-Levin は「ASIA-Autoimmune/inflammatory Syndrome Induced by Adjuvants」という概念を提唱しており、アジュバントが免疫介在性疾患を誘発する可能性を示唆している[201].それでも、COVID-19 ワクチンが介在する自己免疫疾患の発症におけるアジュバントの役割を確認するには、さらなる研究が必要である。

Re: ワクチン接種後の自己免疫疾患 - mectin iver (?)

2024/05/23 (Thu) 13:01:04

4.3.バイスタンダーによる賦活化

バイスタンダーによる活性化(bystander activation)とは、サイトカインに依存し、T 細胞および B 細胞受容体に依存しない T 細胞および B 細胞の活性化を指す[202,203]。
ウイルス感染については、Tough らが初めて、T 細胞の増殖は TCR ではなくサイトカインによって促進され、メモリー細胞は最小限の TCR の結合を必要とするか、TCR から完全に独立している可能性があることを報告した。CD8+細胞が担う長期記憶を促進するには、ウイルス感染時に放出される IFN-I に間欠的に曝露されるだけでよい[204].さらに Boyman は、バイスタンダーによるCD4 陽性 T 細胞の活性化には IL-2 やその他のサイトカインが関与している可能性を示唆した[205].

アジュバントを含有するワクチンやアジュバントのみを添加したワクチンでは、バイスタンダー経路を介して T 細胞が活性化される可能性があるが、活性化された自己反応性細胞が炎症部位に移動して大量のサイトカインを分泌することで、関節リウマチ(RA),全身性エリテマトーデス(SLE),1 型糖尿病などの自己免疫疾患を十分に誘発できる可能性がある[202]。したがって、COVID-19 ワクチン接種後に生じる自己免疫現象にはバイスタンダーの活性化が関与している可能性が高い。


4.4.その他

前述の機序に加えて、ワクチン誘発性自己免疫疾患の発症に関与する他の 2 つの機序として、エピトープ拡散と B 細胞のポリクローナル活性化がある。エピトープスプレッディング(epitope spreading:ES)とは、主要なエピトープとは異なる、交差反応のないエピトープに対する免疫応答のことである。

この免疫応答は、同じタンパク質上の異なるエピトープに広がることもあれば(分子内 ES),他のタンパク質上のエピトープに広がることもある(分子間 ES)[206].Cornaby らの研究では、分子間および分子内の B 細胞 ES が、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、グレーヴス病、多発性硬化症など多くの自己免疫疾患の発症に寄与していることが示されている[207].

ポリクローナルな活性化と B 細胞の増殖は、免疫系の長期的または恒常的な活性化によって誘導される[208].一部の症例では、この活性化が循環免疫複合体の形成につながり、最終的に自己組織に損傷を与えることがある。

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